考
「頑張ったか判断するのは自分じゃなくて他人だよ」
っていつかどこかで先生に言われたことがある。
「あぁ、確かにそうだよね」ってその時納得したから
高校生の間ずっとそう思ってた。
生徒会長してる時は特に。先生に怒られた時、人間関係が上手くいかない時、仕事が上手に回らない、上手に回せない時。上手くいかない。頑張ってるんだけどな。...頑張ってる?本当に私頑張ってるの?周りから評価されないし褒められないってことは、まだ頑張りが足りないのかな。頑張ってるつもりなだけなのかな、って。そう思いながらもっと、もっと頑張らなきゃって必死だった。
それでもなかなか他人からの評価を得られなかった。
生徒会長はそれが当たり前だったから。
本当は頑張ってるはずなのに、それはできて当たり前でしょ?って。
もっとたくさん褒められたかった。
でも褒められるどころか、会長は人前で話すのヘタクソだってあんま関わったことない男子に言われたこともあって。
頑張るってなんなんだろうね
頑張ってるの基準なんて人それぞれなんだからさ
自分で自分を褒めちゃダメなの?別によくない?
っていうのが高校生を終えた私の考えであって。
「頑張ったか判断するのは自分じゃなくて他人」
そんなことないと思う。
頑張ったなって自分で思える時点で頑張ってるんだよ。頑張れてるんだよ。ちょっと何かやっただけで頑張ったねって褒められるようなご時世でもない。
私は「自分今日頑張ったじゃん」って思えば明日からもっと頑張れるタイプだから、時々は自分で自分を褒めてもいいかなって思うようになった。
結論何が言いたかったかっていうと、周りの誰かが言ってること全て正解ってわけじゃないと思う。先生が言ってることも全部が正しいとは限らない。もちろん自分が言ってることが正しいとも限らない。考え方に正解なんてないよね。
人が言ったこと全部正しいってスタンスで今まで生きてきたから、すぐに流されるし自分の考えがないんだよね。私は。
間違ってたら嫌だから。
少数派だったら嫌だから。
多数派でいる方が安心だったから、なんでも頷くだけだし肯定するばっかり。
それじゃダメだって気づかせてくれたのは中高でやってきたいろんな経験だから、今までやってきたことはひとつも無駄にはなってない。でもここで終わらせちゃ勿体無いよね、せっかく気づけたんだもん。
成長したい、もう子供じゃない。
上手く生きようよ。