りんとレモン

思ったことをつらつらと

自分らしく、

 

 

自分のことは後回し、最優先は私じゃない周りの生徒。

学校のためになることだけを考えてずっと行動していた中高生を終えて、短大生になって、初めて「自分」だけに焦点を当てて生きてきて今に至る。

今まで見てきたことや感じてきたこと全部ひっくるめてどんな生き方をしたいのか、今日の夕方、ふとそんなブログを書きたくなったので書きました。

自分語りブログですが、もしよかったら読んでいってください。

 

 

 

 

中学の時、貧血で部活に参加できなくなった私を見兼ねた顧問の先生が「生徒会しない?」と声を掛けてくれたのが自分にとって生徒会の始まりでした。

 

数ヶ月準備してきた行事が無事に終わった時の達成感、前に立つ人しか見ることができない世界や景色、私を見て憧れだと言ってくれる人がいること。どれも生徒会をしていてよかったと心から思える瞬間だと今でも思います。

でも、生徒会役員でいる間は正直辛いことの方が多かった。どれだけ準備しても反省点ばかりが出てきて先生に理不尽なことで怒られてばかり、どれだけ仲がいい役員の中でも意見や価値観の共有は本当に難しいし、イメージしていることを伝えたり、実現させるのはもっともっと難しい。

プレッシャーに耐えられず泣いたこともあれば生意気なことを言った後輩や同級生にブチギレたこともあるし、信頼し合えていると思っていた仲間に裏切られ人間不信になり、本当に自殺しようとしたこともある。

多分あんなに感情が忙しい日々はもう二度とないと思う。

 

それでも私はあの6年間を、どれだけの時間があっても語りきれないくらい楽しくて辛くて濃かったあの6年間を、今でも頻繁に思い出すし忘れたくない、忘れられない。

そう思えるくらい私にとって生徒会は良い経験であり宝物でした。

 

元々、短大ではなにもしない、と決めていたので、初めて、「生徒会」というレッテル無しに2年間の学校生活を過ごしました。

勉強、就活、バイト。誰のためでもなく、自分のためになることだけを頑張った2年間だったと思います。

 

結論からいえば、本当に充実した2年間でした。

大好きな音楽を聴いて、自分で稼いだお金で美味しいものを食べて、欲しいものを買って、大好きな人を追いかけて。一瞬で終わってしまった2年間。

 

それともうひとつ、

今までで1番、自分がどんな人間なのかを考えた2年間でした。

 

中高生の頃も今もですが、私は人から嫌われるのが怖いと思う人間です。だから客観的に見た自分がどんな人間なのか、どういう人間になれば人から嫌われないのかをずっと考えています。

私の中で未だに正解は出ていません。

 

でもこの2年間で変わったことがあります。

それは自分らしくいられるようになったことです。

 

中高生の時は、ありのままの自分で生活するなんてこと考えられなかったし、人から嫌われないように振る舞うことしか考えていませんでした。

 

でも短大生になって、就活やバイトで学校外のいろんな人と会って話していると、人間の数だけ価値観や考え方があるからそりゃ合う人も合わない人もいるし、高校卒業して交友関係が本当に仲がいい子だけになると「この人たちがいれば十分だな」と思えるようになり、気づけば自分は自分でいいじゃん!と考えるようになっていました。

 

好きな服やメイクや髪型、好きなこと、好きなもの、考え方、価値観、全部自分と同じ人なんかきっとどこを探してもいない。

共感してもらえる、認めてもらえることより嬉しくて良いことはないと思うけど、周りの全ての人にそう思ってもらわなくてもいいと今は考えています。

中高生の時の生徒会の経験もこの2年間の経験も全部全部踏まえて出した私の生き方の答えは「自分らしく」でした。

 

学生が終わって、春からやっと社会人になります。どうなるのか少しも想像はつかないけど、どんな時も、いつまでも、「自分らしく」いることを忘れたくない、と思いました。

 

 

 

 

 

 

何と無く学生時代の総評を書きたくなって勢いで書いてしまいました。

こんな自分語りブログ人に読ませるようなものでもないと思う反面、自分の考えは周りからどう思われるんだろう、とも思うので、あげてみようと思います。

 

また、これを誰かに読んでほしいと思った理由はもうひとつあります。

 

私は生徒会を経て、どんな時でも「裏方」のことを考えるようになりました。

 

今生きている中で関わっている全てのものに「裏方」で頑張っている人が必ずいます。でもそれが分かる人は裏方をしたことがある人だけだと私は思っています。

生徒会をしている時、表舞台に出ている人ばかりが褒められ、裏で頑張っている私たち生徒会は直接その言葉をかけてもらうことが少なく、それが寂しく、悔しく思っていました。

そう思うようになって、ライブなどでアーティストさんがよく言う「スタッフさんも本当にありがとう!」という言葉の重みを感じるようになったし、報われる、という言い方は違うかもしれないけど、もっと裏で頑張っている人にも感謝が伝わるような世界になってほしいと思っています。

結論言いたかったことは、このブログを読んで、裏方の存在を認識してくれる人がもっと増えれば良いな、と思っています。

 

 

元々、普段頭の中で考えていることを文字にしてまとめると頭の中でモヤモヤしていたことがハッキリしてくるので、ブログを書くのは好きです。

 

少しずつブログを書く頻度も増やしてみたい。私の言葉で、力で、世界を変えるなんて大きいことはできないけど、私が経験したことや考えていることで私の大好きな友達や大切な人が少しでも生きやすい世界になってほしいと思います。

 

私が誰かに憧れるように、私も誰かに憧れられるような人になりたい、それが具体的にどんな形なのかはまだわからないけど、いつかそうなれるように頑張ってみようと思います。

 

ここまで読んでくれる人なんかいるのかわからないけど!読んで頂いて、ありがとうございました!

 

明日からも、自分にとって良い1日になるといいな